よよぱちの今日から始める米国株投資

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米国株を中心に投資をしつつ副業ブーストで資産形成を目論むブログ

EDZは新興国市場の下落で利益を得るETF!不安定な市場に逆張りする投資家に人気

 

EDZは新興国指数に逆相関を示すベア型ETF

S&P500に連動するSPXLのように、指数が上がれば〇倍上がり、下がれば〇倍下がるようなETFのことをブル型ETFと言います。

 

EDZは逆に、連動するMSCI エマージング・マーケット・インデックスが上がれば価格がその3倍低下する逆相関の関係を描いています。こうしたETFのことをベア型ETFと言います。

 

MSCI エマージング・マーケット・インデックスは新興国株式の動向を示す代表的な指数で、中国や韓国、台湾等を中心に構成されています。

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この指数が下がるほど株価が上がるということは、新興国の凋落に期待して投資する商品ということです。

 

トルコ危機や米中貿易摩擦を背景にパフォーマンスが向上

画像はDirexion社ホームページより

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設定来のパフォーマンスで見ると大幅なマイナスとなっていますが、2018年に入ってからは10%~30%を超える成長を見せています。それだけ新興国の成長が鈍化していることを示しています。

 

ご存知トルコリラの暴落から始まった新興国通貨危機や、米中貿易摩擦に起因した中国株の暴落が主な原因です。

 

ドル高が進んだことで新興国のドル建て債権が膨張し、投資家らの資金が流出したことによる情勢不安や、イラン産原油への取引規制など、新興国を取り巻く環境は悪化の一途を辿っています。

 

相場環境の悪化による指数の下落は投資家の肝を冷やす場面となりがちですが、ベア型ETFはこうした状況を勝機に変えるポテンシャルを秘めているわけです。

 

リスクはブル型ETF以上に高い

一種の逆張り投資を体現するEDZですが、レバレッジが3倍かかっていることもあり、元本棄損のリスクは高いです。長期的に下落し続ける相場でなければ、利益を維持することができないからです。

 

世界経済は緩やかながら成長を続けているという前提に立つならば、値下がりに投資するベア型ETFは長期で保有するほど損失が拡大することを意味しています。

 

実際にEDZの長期パフォーマンスは悪く、信託報酬も0.95%と高めに設定されています。分配金も殆ど期待できません。

 

如何に利益を確保できたタイミングで売り抜けるかを判断する必要があり、投資難易度はブル型ETF以上に高いと言えるでしょう。

 

投資判断のカギは米中貿易摩擦が握っている

トランプ大統領は中国に対する経済制裁第3弾として、2,000億ドル規模の追加制裁を9月24日に発動することを決定しました。

 

対する中国の報復規模は600億ドルに留まり、輸入より輸出が多い中国では報復措置の限界が露呈しました。

 

米国の追加制裁の税率は10%となっていますが、2019年からは25%に引き上げるとしており、本格的な影響が出るのは2019年以降になると予測されています。

 

泥沼化する米中貿易摩擦が中国を始めとする新興国経済を縮小させると思うなら、投資してみるのもアリだと思います。米国一人勝ちのままドル高が進めば、ドル建てで借金をしている国々がデフォルトするリスクが高まり、EDZのパフォーマンスは一層向上していくことでしょう。

 

よよぱち個人は、新興国不安は既に織り込み済みで市場が動いていると考えているので、現状での投資判断は保留しているところです。