よよぱちの今日から始める米国株投資

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米国株を中心に投資をしつつ副業ブーストで資産形成を目論むブログ

SPXLはS&P500の3倍の値動きをするETF!年率30%のパフォーマンスを実現しているが・・・

 

日本株市場で取引高トップクラスの銘柄の1つに日経レバ(1570)があります。これは日経平均株価の2倍の値動きをするETFとなっており、短期的に高い利益を上げることを目的として日本株投資家に愛されています。

 

SPXLはS&P500指数の3倍値上がり(値下がり)するETF

当ブログを含めた米国株界隈では、S&P500指数に連動するVOOや、米国株全体に投資できるVTIへの積立投資が推奨されています。

 

お金を増やすという意味では最も安定した方法ではあるものの、年率10%程度のパフォーマンスとなっており、元本が大きくないと劇的には増えません。(年率10%自体が驚異的な数字でありますが)

 

多少リスクを取って元本を増やしたい投資家の方には、用法・用量を守った上で利用をおすすめしたいと思います。

 

画像はDirexion社ホームページより

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パフォーマンスは驚異の年率30%オーバーを誇ります。ETFでこのパフォーマンスは凄まじいですね。

 

信託報酬は0.95%となっており、パフォーマンスに対して割高とは感じません。

なお、配当金は無いものと考えてください。支払実績は殆ど無く、金額も少額です。値上がり益で勝負する銘柄ですね。

 

もちろん下落幅も3倍となりますので注意が必要です。リターンはリスクと隣合わせですから、くれぐれも全額SPXLに投資するなんてことはしないでくださいね。

 

特定期間の値動きが3倍になるわけではない

SPXLで言う3倍の値動きとは、1日単位での話であり、特定期間の値動きを示すものではありません。

 

例えばS&P500指数が1日1%下落するとしたら、100日後にはゼロになるのかと問われれば、そんなことはありません。SPXLがマイナス300%になることもありません。

 

下落幅は前日の終値を参考にされるため、価格が下がるほど下落幅は小さくなっていきます。そのため、ゼロになることは無いのです。

 

計算すると下表のとおりとなります。価格は投資元本と考えてください。

 

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いかがでしょうか。流石に100日連続下落なんてことはありえないとしても、イメージを掴んでいただければと思います。

 

例えば23日目を見るとS&P500指数はまだ2割程度の下落幅ですが、SPXLでは5割以上の下落となります。投資元本は30日目で4割となり、76日目で1割を切ります。数字で示すとリスクの大きさが良く分かりますね。

 

上昇の場合は下表のとおりとなります。1日1%増と仮定しています。

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例えば30日目を見ると、S&P500の元本からの成長率は34.8ですが、SPXLは142.7と3倍以上のパフォーマンスを見せています。終値が大きくなればなるほど、上昇額も大きくなるためです。なお、経費率は加味していません。

 

指数が停滞した場合は元本割れを起こす

もう1つ注意してほしいことは、指数が停滞した場合も元本割れを起こすことです。

指数が1%上昇と1%下落を繰り返した場合は以下のようになります。

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SPXLが元本割れを起こしていることが分かります。

 

グラフにしたものがこちらです。

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複利効果の作用によるもので、元本の毀損はもちろん高めの信託報酬も重くのしかかってきます。利益を出すには指数の成長が大前提で、停滞することすら許されないのです。

 

ポートフォリオの1つに組み込む価値はある

連動している指数がS&P500であるため、投資対象については文句のつけようがありません。米国一人勝ちの世界情勢は当分の間続きそうですので、購入する価値があると思います。

 

しかし、高いリスクについては常に考えておくべきです、調整相場は必ずやってくるので、あくまでVOOやVTI、あるいはVYMを主体にしたポートフォリオをおすすめします。売却のタイミングを自分で判断しなければならないのもこの銘柄の難しいところです。

 

とりあえず様子を見て、調整相場で買い付けるためこの銘柄の存在だけでも覚えておくというのもアリだと思います。