よよぱちの今日から始める米国株投資

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米国株を中心に投資をしつつ副業ブーストで資産形成を目論むブログ

【VDE】はエネルギーセクタに分散投資できるETF。パフォーマンスはイマイチ

VDE(米国エネルギーセクターETF)は、石油やガス関連企業を中心に、掘削技術や関連機器、輸送技術を取り扱う企業に分散投資ができるETFです。

 

石油はまだまだ世界中で必要とされていることから、一見すると安定した利益を上げられそうですが、実際はそうもいきません。

 

米国のシェールオイル産出により供給量が増えたため、石油価格は全盛期より大幅に下落してしまいました。

 

また、政治的理由により価格が上げ下げされることも多く、地政学リスクの影響を受けやすい商品となっています。

 

上位銘柄を見てみましょう。

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エクソンモービルが20%以上を占め、シェブロンの比率も高いです。石油産業は業態が類似しているため、どうしても大手企業の比率が高まってしまいます。

デメリットと考えるのは早計です。スケールメリットが強い市場ですので、分散すればいいという話でもありません。

石油企業と言えばロイヤルダッチシェル(シェル石油)が思い浮かびますが、オランダ企業のため含まれていません。

 

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直近のパフォーマンスは悪いです。これは原油価格の暴落に原因があります。米国産シェールオイルの輸出により原油供給量が増えて原油価格は暴落しました。

OPECは減産合意により価格の安定を図ろうとしたものの、そもそも非加盟国の方が多い状態ではその影響力は限定的でした。

 

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原油価格を決める指標となるWTI原油先物のチャートです。イラン核合意から離脱した米国がイラン産原油の取引に外圧をかけているため、供給量減少の懸念から価格が上昇しています。それでも全盛期の価格には程遠いですね。

 

政治的な要因により原油価格、ひいては関連企業の株価に悪影響がでる局面も少なくないため、長期保有前提であっても保有は躊躇われます。

 

チャートは以下の通り(10年チャート)

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2016年6月 株価92.81   分配金0.544ドル

2017年6月 株価88.50   分配金0.587ドル

2018年6月 株価105.08 分配金0.646ドル

 

WTI先物価格とほぼ同形のチャートを描いており、上下が激しい相場となっています。信託報酬は0.1%と高めであり、投資判断はできないですね。

ガスや石油は現代でも重要な役割を担っており、投資対象としては決して悪くないのです。

しかし、一部の産油国に集中していることと、政治的要因が絡んでいるせいで投資妙味が薄いと言わざるを得ません。

 

なお、個別株投資を視野に入れるならば、エクソンモービル・シェブロンはともに30年以上の連続増配を記録しており、利回りも3%~4%と悪くありません。ETFとして購入するよりは、個別株を買ったほうが良いですね。