よよぱちの今日から始める米国株投資

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国民年金で元を取るには何年生きればいいの?

 

今年60歳の人はあと7年生きれば元が取れる

平成30年度の国民年金(老齢基礎部分)は満額で779,300円となっています。

 

20歳から60歳になるまでの全期間納付を達成すれば満額受け取れる訳ですが、実際に支払った額以上の金額を受け取るまでには何年かかるか計算してみました。

 

※繰り上げ請求や厚生年金は考慮しないので悪しからず。

 

平成30年度から国民年金を受け取る場合を想定して、40年前からの支払合計を求めます。

 

昭和53年4月~平成30年3月までの支払額の合計は下表の通りとなりました。

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日本年金機構ホームページを元に筆者作成

 

40年間の総支払額は5,297,400円となりました。これを平成30年度の満額779,300円で割ると・・・

 

5,297,400÷779,300=6.7976・・・となります。というわけで、

 

67歳まで生きれば元が取れる

 

ということがわかりました。

 

 平均寿命が短い男性でも80歳前後であるため、多くの人が元が取れる可能性が高いです。

 

若年層はそうもいかない

7年生きればという結果は、今年で60歳になる人、あるいは50代後半の人には大体当てはまりますが、20~40代の人には全く当てはまりません。

 

なぜなら、

 

支払額はガッツリ増えているのに受取額は増えていないからです。

 

支払額をグラフ化すると以下のようになります。

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昭和36年(100円)から平成30年までの57年間で支払額は164倍に増加しています。

 

平成24年に誤差程度の減額がありましたが、その後は右肩上がりであり、この傾向は今後も続くと思われます。

 

※グラフにはありませんが、平成30年4月支払額も少額減となりました。とは言え、このまま減額し続けることはあり得ないでしょう。

 

対して、満期受取額をグラフ化したものが以下となります。

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平成36年(24,000円)から平成30年までの間に受取額は約32.5倍に増加しました。しかし、平成11年をピークに減少を続けており、支払額との乖離が広がり続けています。

若年層ほど年金制度の負担が大きいと言われる所以はここにあります。

 

年齢別・何年生きれば元が取れるのかリストの作成

条件設定

  1. 平成31年度以降の支払額は1%ずつ増えるものとしました。
  2. 10円未満は切り捨て
  3. 満期受取額は779,300円で固定

(1注)平成9年度と平成19年度の支払額比べると10%増えており、平成19年度と平成29年度を比べても10%増えていることを参考にしました。平成30年度は月額が発表されているので、その数字を使用。

 

(3注)将来の満期額は予想できないので固定しました。下がるであろう受取額を固定することで採点を甘めにする意図もあります。

 

支払額リストの作成

先述した条件を踏まえて未来のリストを作ります。

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流石に毎年1%増えるとなると高額になりますね・・・。

結果発表

年齢ごとの累計支払額を算出し、平成30年度の満額779,300円で割ることで年数を出しました。あとは+1年生きれば元を取った見なして作成しました。

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正直なところ、若年層は平均寿命まで生きても元が取れないんじゃないかと思っていましたが、80歳どころか70代前半までの範囲に収まったことに驚きました。

 

それでも今年60歳と20歳では元を取るまでに6年もの開きがあり、累計支払額は1.8倍の差がついてしまいました。440万円近く損をするということです。

 

制度は明らかに破綻していますが、こればっかりは日本に住んでいる限り文句を言っても仕方ありません。

 

若者ほど金を稼ぐことに貪欲になる必要があります。

現代の若者は昔では考えられなかった方法で金を稼ぐ選択肢が与えられた一方で、取られる金の量も昔とは比較にならないほど増えてしまったのです。

 

まとめ

  • 平均寿命で見れば元が取れる
  • 年齢にかかわらず73歳まで生きれば元が取れる
  • 年金支払額は増えているのに受取額は下がっている
  • 若年層ほど負担が重い

 

最後に

今回の検証はあらかじめ仮定した条件に基づく結果に過ぎないため、過度な期待はしないでください。

 

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長生き推奨みたいな記事を書いておいて何ですが、残念なことに長生きしたい人は少数派のようです。

 

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