よよぱちの今日から始める米国株投資

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米国株を中心に投資をしつつ副業ブーストで資産形成を目論むブログ

原油価格が下がらないワケ

2018年6月25日現在、ガソリン価格はいまだに高いです。150円を超えるところもあるとか。

原油価格については石油輸出機構(OPEC)が減産緩和を発表したことで価格が下がると思われていました。しかし、減産緩和の影響は限定的であるとしてむしろ原油価格は上昇してしまいました。

 

原油取引は、大きく分けて欧州(ブレント原油)・アジア(中東原油)・アメリカ(WTI原油)という3つの市場で行われており、最も影響力が高いのが、アメリカのWTI原油であると言われています。

WTI原油とは、ウェスト・テキサス・インターミディエートの略で、テキサス州ニューメキシコ州を中心に生産される原油を指します。硫黄成分が少なく、良質の灯油やガソリンが採れることから、WTI原油先物の価格が原油価格に大きな影響を及ぼします。

 

 チャートはこんな感じ

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 出典 SBI証券

 

OPECが減産緩和を決定したのが22日のことですが、そもそもアメリカから経済制裁を受けているイランが増産できるはずも無いとの見方から、原油価格の暴落は無いと投資家は判断した形になります。

 

そもそもOPECは既に原油生産量を調整するという意味合いにおいて大きな決定権を持っていません。

 

国別原油生産量の内訳上位はこのようになっています。

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 出典 グローバルノー

 

1位はアメリカであり、サウジアラビアが2位、次いでロシアが3位となっており、上位3か国が生産量の大部分を占めていることが分かります。しかし、アメリカやロシアはOPECに加盟していません。原油生産量に占めるOPEC加盟国の割合は2017年時点で42.6%と過半数を割っており、残りの57.4%のうちアメリカとロシアの割合を合わせると26.3%にもなります。OPECの減産緩和がイマイチ信用されなかった背景はここにあります。

 

ところで、このWTI原油先物価格に連動するETFがあるのでご紹介

WTI原油価格連動型上場投信 コード:1671

 

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 出典 Yahooファイナンス

 

こちらは米国企業のETFではなく、シンプレクス・アセット・マネジメントという日本企業が運営するETFになります。順調に上がっているように見えますが・・・

 

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長期で見るとこんな感じ。分配金も無いので、あまり旨味は無さそうです。ただし、本格的な原油不足が到来すれば反発もあるかもしれませんね。